NEW:【あらすじ・相関図】「山月記」中島敦 エリートが虎になった理由とは

文法

短歌

【解説】白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ 若山牧水 意味・表現技法・文法 

若山牧水「白鳥は哀(かな)しからずや空の青海のあをにも染(そ)まずただよふ」の意味・表現技法・文法を解説。この歌をそのまま受け取っても理解したことにはならない。ここで白鳥、海や空は何かの比喩だからだ。では何の比喩なのか。それを考えてみたい。
短歌

【解説】不来方のお城の草に寝ころびて 空に吸はれし 十五の心 石川啄木 意味・表現技法・文法 

石川啄木「不来方(こずかた)のお城の草に寝ころびて 空に吸はれし 十五の心」の意味や表現技法、文法を解説。この歌からの影響があると指摘される尾崎豊の曲「卒業」「十五の夜」を通して、尾崎と啄木の共通点についても考える。
短歌

【解説】列車にて遠く見ている向日葵は少年のふる帽子のごとし 寺山修司 意味・表現技法・文法

寺山修司の短歌「列車にて遠く見ている向日葵は少年のふる帽子のごとし」の意味、文法、表現技法、句切れ、主語の省略などについて解説。鑑賞では、ふるさとをテーマにした石川啄木の短歌と比較する。
寺山修司

【解説】わがシャツを干さん高さの向日葵は明日ひらくべし明日を信ぜん 寺山修司 意味・表現技法・文法 

シャツを洗うと、今にも咲きそうなひまわりがあり、「明日」を「信じよう」という意志を表現している。しかし、この歌の表面的な明るいイメージの裏には、暗い現実が貼り付いているのではないか。文法や句切れの解説に加え、音と連作の視点から読み解く。
短歌

【解説】海を知らぬ少女の前に麦藁帽のわれは両手を広げていたり 寺山修司 表現技法・意味・品詞

寺山修司の短歌「海を知らぬ少女の前に麦藁帽のわれは両手を広げていたり」の文法や表現技法などを解説。動詞や助動詞の活用、句切れ、倒置法の効果のほか、麦わら帽子を題材にした俳句や歌謡曲にも触れている。
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