NEW:【あらすじ・相関図】「故郷」魯迅 「悲しむべき厚い壁」を壊すために
Python

【書評】『コピペで簡単実行!キテレツおもしろ自然言語処理』文系濃度高めのPython入門 「走れメロス」を分析

『コピペで簡単実行!キテレツおもしろ自然言語処理 PythonとColaboratoryで身につく基礎の基礎』の書評。Pythonプログラミングの解説本だが、太宰治の「走れメロス」内で使われる単語から時系列の感情グラフを作成したり、江戸川乱歩とコナン・ドイルの作品データから“新作”小説を自動生成したり、といった文系濃度高めの内容が特徴。プログラミングによって文学作品の楽しみ方が広がる。
小説

【解説】桐野夏生『燕は戻ってこない』 代理出産が照らし出す格差社会のリアル

桐野夏生の小説『燕は戻ってこない』(集英社)の解説。妊娠・出産とりわけ、代理母をレンズにして、格差社会が抱えるひずみを描き出す。金を払って代理母を利用するものと代理母として子宮を提供するもの。持てる者と待たざる者との違いがくっきりと浮かび上がる。果たして持たざる者は、持てる者に復讐できるのか。
太宰治

【あらすじ・相関図】5分解説『人間失格』なぜしくじった?太宰治の代表作

太宰治『人間失格』のまとめ解説。詳しいあらすじのほか、主人公の大庭葉蔵、友人の堀木、監視役のヒラメ、ツネ子やシヅ子といった主要人物の相関図で人間関係を示した。読解のポイントや知っておきたい時代背景も説明。読書感想文のヒントも紹介する。
短歌

【解説】その子二十櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな 与謝野晶子 現代語訳・表現技法・意味・品詞

教科書にも掲載され、多くの人に親しまれている与謝野晶子の代表歌を解説。意味と語句、現代語訳、句切れ、品詞、表現技法、韻律などを詳しく説明する。
太宰治

【解説】九段理江『Schoolgirl』 正義、あるいは美しく生きること

九段理江の小説「Schoolgirl」の解説。親から叩かれ罵倒された記憶を抱えて生きてきた母。社会的、倫理的に「正しい」ことをYoutubeで発信する娘。母は娘を愛しているが、娘は母を軽蔑している。すれ違う二人を太宰治の「女生徒」がつなぐ。
小説

【書評】砂川文次『ブラックボックス』 暴力に取り憑かれた男の人生

第166回芥川賞を受賞した、砂川文次『ブラックボックス』の書評。自転車便のメッセンジャーとして働くサクマは、仕事を転々としてきた。原因は暴発する暴力衝動にある。小さなきっかけで理性を失い暴力を振るってしまう男の悲哀に満ちた人生が描かれる。
小説

【解説】朝比奈あすか『君たちは今が世界』感想・あらすじ 小学生の悪意と狡さ、そして希望

開成中学や海城中学など有名校の入学試験に出題されたことで話題となった朝比奈あすか『君たちは今が世界(すべて)』(KADOKAWA)の解説。小学校の教室で何が起こり、子どもたちは何を感じているのか。そんな親が知りたくても知り得ないことを、この作品は子どもたちの視点からリアルに描き出す。
俳句

【俳句鑑賞】赤き火事哄笑せしが今日黒し 西東三鬼

赤き火事哄笑せしが今日黒し 西東三鬼 句意:赤い炎を上げて燃える火事は人が哄笑(大口を開けて笑う)しているようだったが、今日見たら黒い焼け跡になっていた。 季語(冬):火事 子供のころ、隠れん坊をしている時に火事を見...
寺山修司

【解説】わがシャツを干さん高さの向日葵は明日ひらくべし明日を信ぜん 寺山修司 意味・表現技法・文法 

シャツを洗うと、今にも咲きそうなひまわりがあり、「明日」を「信じよう」という意志を表現している。しかし、この歌の表面的な明るいイメージの裏には、暗い現実が貼り付いているのではないか。文法や句切れの解説に加え、音と連作の視点から読み解く。
小説

【解説・感想】『沈黙のパレード』東野圭吾 書評・レビュー 司法が無力なとき被害者家族は復讐に立ち上がる

東野圭吾『沈黙のパレード』の解説・レビュー。十分な状況証拠は揃っても、決定的な証拠がない限り、容疑者が自白を拒んだら有罪にできない。納得できない遺族と関係者は、自らの手による復讐を計画する。小説のモデルとなった「城丸君事件」についても説明する。
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