短歌【解説】ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく 石川啄木 意味・表現技法・文法 石川啄木の短歌「ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」の解説。地方から都会に出て、孤独をかみしめている人にとって心にしみる歌だろう。啄木が詠んだ「ふるさと」は、優しく包み込んでくれる一方で、弱い者を冷たく突き放す場所でもあった。 2022.07.03国語短歌石川啄木
短歌【解説】不来方のお城の草に寝ころびて 空に吸はれし 十五の心 石川啄木 意味・表現技法・文法 石川啄木「不来方(こずかた)のお城の草に寝ころびて 空に吸はれし 十五の心」の意味や表現技法、文法を解説。この歌からの影響があると指摘される尾崎豊の曲「卒業」「十五の夜」を通して、尾崎と啄木の共通点についても考える。 2022.06.03国語短歌石川啄木
短歌【解説】列車にて遠く見ている向日葵は少年のふる帽子のごとし 寺山修司 意味・表現技法・文法 寺山修司の短歌「列車にて遠く見ている向日葵は少年のふる帽子のごとし」の意味、文法、表現技法、句切れ、主語の省略などについて解説。鑑賞では、ふるさとをテーマにした石川啄木の短歌と比較する。 2022.04.20国語寺山修司短歌石川啄木