「あしかレビュー」別館(note)に村上春樹『風の歌を聴け』についての長めの評論を公開しました。
主人公「僕」が言及するテネシー・ウイリアムズの戯曲『熱いトタン屋根の猫』を入り口に、作中に登場する猫と不幸な女性たちについて論じています。レポートや卒論のヒントになるかもしれません。
『風の歌を聴け』 の評論は、今後もnoteで連載する予定。
村上春樹『風の歌を聴け』を読み解く 猫と不幸な女について 1|ケンシロウ
村上春樹『風の歌を聴け』(以降、『風』)には、音楽や映画、小説が多数登場する。「カリフォルニア・ガールズ」「熱いトタン屋根の猫」「魔女」「ガルシアの首」「コンボイ」「尼僧ヨアンナ」……。ほかにジーン・セバーグやJ.F.ケネディといった著名人への言及も目立つ。 登場人物は、こうした作品や人物について何やら意味有り気に語...
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